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2020年度 第16回 国家資格キャリアコンサルタント試験(JCDA)実技試験(論述)解答例

(中里文子)

※模範解答ではありません。

[問い1] 事例ⅠとⅡはキャリアコンサルタントの対応の違いにより展開が変わっている。事例ⅠとⅡの違いを下記の5つの語句を使用して解答欄に記述せよ(同じ語句を何度使用しても可。また、語句の使用順は自由。解答用紙に記述する際には、使用した指定語句の下に必ずアンダーラインを引くこと)。(15点)

指定語句: 焦点 事柄 内省 助言 ものの見方

事例Ⅰでは、在宅勤務によりオンラインという新たなコミュニケーションの形が始まったという事柄にのみ焦点を当て、それを使いこなせない自分には管理職としての能力があるのかという相談者の「焦り」や「不安」などの感情に寄り添うことなく、その解決方法として「慣れる必要がある」というCCtの表面的なものの見方や価値判断により助言をしているため、問題解決につながっていない。一方事例Ⅱでは、CCtが、相談者の中で起こっている矛盾した感情に焦点を当て内省に導くことで、自身の求めているリーダーシップの形において何が重要かについて自ら気づきを促しているため、問題解決に向かう展開となっている。(6行)

[問い2] 事例ⅠのCCt9と事例ⅡのCCt11のキャリアコンサルタントの応答が、相応しいか、相応しくないかを考え、「相応しい」あるいは「相応しくない」のいずれかに○をつけ、その理由も解答欄に記述せよ。(15点)

事例Ⅰ CCt9 相応しくない
CL8での「このままだと…穏やかではない」という相談者の感情を受容、共感することなく、CCtの一方的な価値判断に基づき「…慣れていく必要がある」と相談者を否定するような断定的な応答である。

事例Ⅱ CCt11 相応しい
「自分の求めているリーダーシップの形」に対する矛盾した内的感情について尋ね考えてもらうことで、部下とのコミュニケーションにおいて・・・・・(全文を無料公開中


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