2021年度 第19回 国家資格キャリアコンサルタント試験(JCDA)実技試験(論述)解答例
(中里文子)
※模範解答ではありません。
[問い1] 事例ⅠとⅡはキャリアコンサルタントの対応の違いにより展開が変わっている。事例ⅠとⅡの違いを下記の5つの語句(指定語句)を使用して解答欄に記述せよ(同じ語句を何度使用しても可。また語句の使用順は自由。解答用紙に記述する際には、使用した指定語句の下に必ずアンダーラインを引くこと)。(15点)6行
指定語句 経験 誘導 共感 決めつけ 自己探索
事例Ⅰでは、「眠っていたものを起こされた感覚」と相談者がようやく言語化した奥深い内的感情を受容、共感することなく、「漠然としたもの」と決めつけ、「今置かれた状況をしっかり把握しては」とCCtの価値観による選択肢へ・・・・(全文を販売中/こちらから)
[問い2] 事例ⅠのCCt11と事例ⅡのCCt11のキャリアコンサルタントの応答が、相応しいか、相応しくないかを考え、「相応しい」あるいは「相応しくない」のいずれかに○をつけ、その理由も解答欄に記述せよ。(10点)2行x2
事例Ⅰ CCt11 相応しくない
CL10での「うまく言えませんが」とようやく表現した相談者の奥深い内的感情を受容、共感することなく否定し、「~されてはどうですか」と決めつけCCtの主観に基づいた選択へと誘導する応答である。
事例Ⅱ CCt11 相応しい
「我慢させられる・しようとする」ことで相談者が抱く「悲しみ」の感情・・・・・(全文を販売中/こちらから)